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私が欲しいシクロクロスバイク+α 2017

1年が経つものは早いもので、季節は巡り巡って今やシクロクロスシーズンの真っ只中。 この時期になるとシクロクロスバイクも来年度モデルが各社ラインナップされてきます。

そんなわけで今年も私が注目している、できれば欲しいと思っているシクロクロスバイクを挙げていきます。 それと、シクロクロスの練習やレースをするにあたって必要になってきたグッズなども合わせて紹介していきます。

去年の記事はこちら↓

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シクロクロスバイク本体

去年は「シクロクロスに触れて見たい」って程度の気持ちでシクロクロスのレースに参加して見ましたが、やはりレースに触れると勝ちたいと思うもの。 勝つためには相応の装備が必要になります。

となると目についてくるのがカーボン素材のシクロクロスバイク。 なんてったってアルミフレームとは軽さが違います。 ロードバイクにおいてもアルミフレームとカーボンフレームの乗り心地は一目瞭然なので、ロードバイクよりも悪条件下を走るシクロクロスバイクも同様、むしろそれ以上の違いを感じることでしょう。

と言っても、このクラスになってくるとそうそう買えるものでもないので、指をしゃぶってショーウィンドウ向こうの煌めくシクロクロスバイクを眺めている毎日です。 ですが、もしレースに勝てるようになって昇格し上位カテゴリに進むのなら、そのときはレース時間が長くなるので交換用機材は必須。 いつか訪れる2台目が必要になる時期に備え、日々ラインナップをチェックするのです。

COLNAGO PRESTIGE

現在所持している「COLNAGO WORLD CUP」のカーボン版とでも言いましょうか。

2016年モデルにあった肩当てパイプがなくなったのは残念ですが、それでもCOLNAGOらしいかっこいいシクロクロスバイクです。

FOCUS MARES CX

シクロクロスのレースに出ていると、やたらと「FOCUS」のロゴが刻まれたシクロクロスバイクを目にします。 その数、みんながみんなFOCUSのシクロクロスバイクに乗ってるんじゃと錯覚する勢いです。

そうなると気になってくるのがFOCUSのシクロクロスバイク。 こちらにもカーボンフレームのバージョンがラインナップされていますね。

www.focus-bikes.jp

ホイール

現状、欲しいと言いたくなるホイールというと、当然カーボンホイールが選択肢に上がってきます。 ホイールのアップグレードはフレームをアップグレードするよりも効果があるので、先に投資するとしたらこっちですね。

そうはいっても、ディスクブレーキ対応ホールとなると、ロードバイクのディスクブレーキ化が進んでいないせいか、選択肢がロードバイクより多くないのが現状です。

MAVIC Ksyrium Pro Carbon SL

ホイールの名門、MAVICはちゃんとディスクブレーキ対応のカーボンホイールをラインナップしてくれています。

Ksyrium Pro Carbon SLにはクリンチャーとチューブラーの2種がありますが、シクロクロスのレースで使うならチューブラーですね。 なぜならチューブラーなら2気圧以下に設定して走っても耐えられるからです。

シクロクロスは滑りやすい路面にグリップするため、普通の自転車なら整備不良レベルの低い空気圧で走ることになります。 そのため、低圧でもパンクに耐えられるタイヤが必要なのです。

これがクリンチャーだと、チューブラーと同じ空気圧で走ると常にリム打ちパンクのリスクを伴いながら走ることになります。 現に私も、それを知らずにクリンチャーホイールで2気圧以下で走っていたらパンクしたことが幾度かありました。

それにしてもカーボンホイールとなるとフレームと同等、それ以上の値段になることもあるんですよね。 カーボン素材は自転車とお財布を軽量化するとはよく言ったものです。

シクロクロス関連グッズ

以下からはシクロクロスバイクとは関係ありませんが、シクロクロスの練習やレースにおいて必要だと思ってきたグッズです。 なくてもなんとかなるけど、あったほうが絶対にいいです。

洗車グッズ

オフロードを走る関係上、シクロクロスは練習でもレースでもとにかく車体が汚れます。 それもちょっと土がつくという程度ではなく、車体全体に泥がこびりつくなど派手に汚れます。 車体が汚れるとそれだけ性能が落ちるので、特に試走時に汚れた際にはレース前までに汚れを落としておかなければなりません。 なので、車体を洗うためのグッズは充実させておく必要があります。

さて、車体を洗うには大量の水が入ります。 そういう事情をわかっているのでシクロクロスのレース会場には洗車コーナーがあり、そこで車体を洗えはするものの、当然洗車コーナーは混雑します。 また、会場の関係で洗車コーナーを用意できなかったり、洗車コーナーが使用不可になることもあるでしょう。 現に、今年の東海シクロクロス第一戦では参加者が多かったために会場の水道が使用不可になりました。

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こういったことになる可能性はこの先なきにしもあらずなので、ある程度自前で洗車できる程度の用意はしておかなければなりません。

そういうことで探してみると、こういった手動ポンプで水を噴射するグッズがある模様。 これ一つでガンコな泥汚れを綺麗さっぱり・・・なんて都合のいいことはないでしょうが、それでも水のない会場でもある程度洗車をすることはできるでしょう。

長靴

シクロクロスのレースによってはコースの難易度を上げるため、コースに水を撒いて路面をドロドロにすることがあります。 泥のコースを売りにしている野辺山などがいい例です。

そうなるとレースを観戦するコース脇もドロドロになっています。 そんなところに踏み込めば、当然靴もドロドロになることは必至です。

なので、シクロクロスのレースの観戦には足元が汚れても構わない靴で臨むのがいいでしょう。 ゴム長靴なんかがいいかと思います。

カウベル

シクロクロスのレースの観戦時にカランカランと聞こえるベルの音。 その正体はカウベルというベルです。 シクロクロスのレースの応援ではシクロクロスの成り立ちの関係上、伝統的にカウベルが用いられています。

レースといえど、プロでもない知らない選手を応援するのはなかなか抵抗があるものです。 そうでなかったとしても、ずっと声を出して応援をしていようものなら、次の日に喉が大変なことになっているのは言うまでもありません。

そこで役に立つのがカウベルです。 振って音を鳴らすだけで選手を応援できます。 そして、他の楽器のように音を出すのに練習もいらず、気軽に音を出せます。 これほどまでに便利な応援グッズはありません。

カウベルを買う際に注意しなければならないのは、ドラムセット用のカウベルを買ってはいけないことです。 ドラム用のカウベルはドラムスティックで叩いで音を出すので、振って鳴らすための舌がありません。 カウベルを買う際には登山用などの下があるタイプのものを選びましょう。

キャンプ用品

シクロクロスのシーズンは冬です。 そして、シクロクロスは用地の関係上、人里離れた山の上とかで行われることが多いです。

なので、会場はとても寒いのです。 しっかりと防寒対策をしていても、寒空の下にずっといるのは体にこたえます。

そんなシクロクロスの会場において、キャンプ用品はかなり便利です。

例えばストーブで火を起こして暖をとりつつ、お湯を沸かして暖かいコーヒーを入れたり(火の始末は気をつけましょう)

ずっと立ちっぱなしだと疲れるので、椅子を用意して座るのもいいでしょう。

こういったテントをうまく使って寒風をしのぐのもアリですね。

シクロクロス、楽しいよ!

どうやら私はシクロクロスという競技にはまってしまったようです。 その証拠に、こんなにいろいろなグッズが必要になってくるほど大変なはずなのに、そういう準備が苦にならなくなってきています。

シクロクロスはどんどん競技人口が増えつつはあるものの、やはりまだまだマイナーな競技であります。 シクロクロスは競技自体がハードということもあり、知ってはいるものの参加には二の足を踏んでいる人は多いのかもしれません。

この記事を読んだ方で、シクロクロスには興味があるけど参加を迷っている方がいましたら、ぜひお近くのシクロクロスの会場に足を運んでみてください。 ロードレースとはまた違った、会場内の選手と観客の一体感を味わえるはずです。 コースの中と外が別世界といったロードと違って、選手と観客の距離が近いのもシクロクロスの特徴です。

そういった感覚の中に身を置いて、もし自分もレースに参加してみたくなったら、ぜひ参加してください。 シクロクロスはいいぞ!