先日の長野マラソンにエントリーする際、ランニングシューズをオーダーメイドしてきました。 オーダーメイド価格は2万円ほどになりました。
足に合うシューズがない
ここ最近、私は新しいランニングシューズを探していました。
というのも、今履いているランニングシューズは結構ボロボロになっており、新品のものと比べるとクッション性もほとんど無い状態で、もはやランニングシューズの形をした何かという状態でした。
ですが、私の足に合うランニングシューズってなかなか見つからないんです。
私の足のサイズは28あるのですが、普通のスポーツショップには28以上のサイズって置いていないことがあります。 また、足の幅も広い方でして、4Eという幅広のサイズでないと脚が窮屈で仕方ありません。
お店の人曰く、私の足に合うサイズのランニングシューズは滅多に入ってこない代物のようです。 ホント、今履いているランニングシューズは掘り出し物だったみたいですね。
ということで、これ以上お店を探してもお目に叶うランニングシューズは見つからないということで、私はランニングシューズをオーダーメイドする運びとなりました。
オーダーメイドのメリットとデメリット
さて、私の場合はもうランニングシューズをオーダーメイドするしか無いという状態なので、迷わずにオーダーメイドを選択しました。
ですが、そうでない人でもランニングシューズをオーダーメイドするメリットは有ります。 もちろん、オーダーメイドによるデメリットってのもあるんですが。
メリット
足のサイズに合ったシューズが作れる
何と言っても、オーダーメイドの一番のメリットは自分の足にジャストなサイズのランニングシューズを選べるということです。 その際にはちゃんとプロの手で足のサイズを図ってもらえるので、自分で選ぶよりもずっと正確なランニングシューズのサイズを選べます。
選べるサイズは0.25単位と、通常の場合よりもより細かくサイズを指定することができます。 もちろん、左右別のサイズでもOK。
脚のサイズが左右別なんてありえるのかって思うかもしれませんが、殆どの人間は左右非対称。もちろん脚もそうです。 足の場合は効き足のほうが若干小さく幅広になるみたいですよ。
スペックを自由に決められる
ランニングシューズはトレーニング用かレース用などの走る目的、そしてレース用なら目指すタイムによってスペックが変わってくるものです。
具体的にはレース用なら目標タイムが早ければ早いほど靴底が薄くなって軽くなります。
デザインを自由に決められる
オーダーメイドは当然デザインも自由に選べます。
市販のランニングシューズの場合は足のサイズにぴったりでもデザインが気に入らないなんてことも良くありますが、オーダーメイドならそういう問題はありません。
デメリット
オーダーメイドには当然デメリットも有ります。 これらは皆さんが想像した通りのことでしょう。
市販品より高くつく
これは仕方のないこと。 量産している普通のランニングシューズより高くなってしまうのは当然です。
ですが、最近ではオーダーメイドでも市販品の価格に近づけようとしている努力は各社しているみたいです。
複雑なデザインは高くつく
オーダーメイドなら自分ごのみのデザインを指定することはできるものの、当然凝ったデザインにすればするほど価格は上がります。
上でオーダーメイドの価格を下げる努力を各社していると書きましたが、その一つにデザインをある程度パターン化してしまうという方法があります。
つまり、そういうのを無視してデザインを指定すれば、高くなってしまうのは無理も無いことなのです。
時間がかかる
オーダーメイドの場合は頼んだらその場で商品を持って帰るなんてできません。 オーダーを受けてから出来上がりまでには日がかかります。
私の場合は40〜50日ほど、つまり5月の終わり頃が完成予定です。
オーダーメイドは特別なことじゃない
オーダーメイドというとなにやら特別感があると思うかもしれません。
ですが、人間の体は各々違います。 誰かが勝手に決めたレディメイドなランニングシューズがピッタリ合うなんて方がまれです。
ピッタリなランニングシューズを履いて走らなければ、パフォーマンスが出ないばかりか怪我しやすくなるなんてこともあります。 特にフルマラソンやウルトラマラソンなんて過酷なレースに出るなら、足元はしっかりと固めておいたほうがいいでしょう。
記録を狙う方はもちろん、怪我せず楽しく運動したいという人にとっても、ランニングシューズのオーダーメイドは選択肢に入れておいたほうがいいと思いますね。