今週のお題「年末年始の風景」
正月は実家のある福井県に帰省してゆっくりしています。
今年は正月の福井にしては珍しく雪も雨もふらず路面状態も良かったので、自転車に乗って冬の越前海岸まで走ってきました。 気温も10度前後と比較的穏やかだったので、自転車にのるのもそんなに辛くありませんでした。
海までの道中
実家から越前海岸まではおおよそ20kmほどとそんなに距離はありません。
ですが、実家から越前海岸にアクセスするには山を一つ超える必要があります。 子供の頃はこの山があるばかりに、越前海岸は近くて遠い存在でした。
ですが、今なら軽いロードバイクと長野の山々を走りヒルクライムもこなせる脚があります。
ということで、特に問題もなく越前海岸まで赴くことができました。
また、道中ロードバイクに跨った人たちと頻繁にすれ違いました。 やっぱ自転車乗りはみんな考えることは同じなんですね。
海
雪や雨は降っていないといえども、福井の空は太平洋側のスカッとした青空とは装いが違います。 ブログやSNSでは正月の青空ばかりが写っていますが、この時期の北陸は曇天が続くものです。
荒々しい岩肌と穏やかじゃない荒波、そして吹きすさぶ海風と、冬の海は夏とはまた別の顔を見せてきます。
越前海外の冬の荒波を動画でも撮ってきました。
鉾島
海沿いを走っていると、ひときわ目立つ島が見えてきます。
この島は鉾島と言い、頂上には祠が祀られています。 参拝する人もちらほらいました。
越前加賀海岸国定公園 鉾島
鉾島は、東尋坊と同じ柱状節理が見られ、海に突き出るようにそそり立ち、岩が鉾を立てたように並んでいることから、この名がつきました。周囲80メートル、高さ50メートル程の島の断崖に、松やグミなどが茂り、頂上からは、北東の方向に亀島、さらに後方には、東尋坊や雄島が望めます。また、頂上には小さな祠があり、不動明王が安置されています。昔、地元の漁師が海から拾い上げ、お告げによって、島に安置したところ、嵐から免れたり大漁になるなどのご利益が続いたと言われ、現在も厚い信仰を受けています。
道の駅みくに
越前海岸を北上していると「道の駅みくに」が見えてきます。
この日は天気が下り坂で、西の空にも雨雲が出てきたということもあり、ここで休憩したあと帰路につきました。
こんな感じで年明け1発めのライドはいい感じで滑り出せたんじゃないでしょうか。 年々、年を経るごとに健康管理が難しくなってきますが、今年もこうやって自転車に乗り、運動不足の解消に努めていきたいものです。