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走行距離100km、松本から木崎湖まで自転車で往復ロングライド

先日の記事でこれからやりたいことを幾つか書きましたが、その中にもある体力の回復を図るべく松本市内から木崎湖までを往復してきました。 距離にして100km超と、いい感じに走れてリハビリできたんじゃないかと思います。

秋も深まり紅葉のシーズンということでただ走るだけじゃアレなので、ちょこっと走行コースや木崎湖の紹介などをしてみたいと思います。

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木崎湖とは

長野県大町市にある湖。青木湖、中綱湖と共に「仁科三湖」と呼ばれる湖のひとつ。

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木崎湖周辺にはキャンプ場が設けられているので、そこで宿泊して自然を満喫するのがオススメです。

また、木崎湖は映画のロケ地やアニメの聖地にもなっているので、その名前を知っている方も多いでしょう。 そのため巡礼を目的として都市部から訪れる人も少なくありません。

他には釣りの名所でもあるため、ボートを浮かべて日がな一日釣りを楽しむのもいいですね。

そういったレジャーを楽しむのにはもってこいの木崎湖に、ただ行って帰ってきただけというなんとももったいないことをしてきたのであります。 まあ、地元民だからこそできる贅沢だということにしておいてください。

松本から木崎湖まで

松本から木崎湖までの道中にも秋の信州の魅力は沢山あります。

ビルやロードサイド店が乱立する松本市街を抜けると景色は一変します。 秋の深まりを感じさせる山々の紅葉、そして道路脇の線路を駆けていくしなの号。 自然と人工物のコントラストが、秋の信州の景色を一層引き立てます。

また別の方を向けば、稲刈りが終わった田んぼで来年のための用意をしている人々を見かけます。 自然の中で、自然とともに生きる。そういったプリミティブな生き方を忘れてしまった、あるいは生まれた時から知らない方もいるのではないでしょうか。 信州の自然と人の営みは、現代人の歪みきった生き方に疑問を投げかけてくれるかもしれません。

こういった光景は車に乗っていては瞬く間に通り過ぎてしまうために目逃しがちですが、自転車からなら存分に楽しめるのです。 ただ、大型トラックが頻繁に通りますので、巻き込まれないように注意してください。 ディープリムホイールを履いているなら尚更注意です。

エネルギー補給を忘れずに

そんな信州の景色に夢中になっていると、いつの間にかエネルギーが尽きてしまいますので、1時間毎に休憩をとったりしてエネルギー補給を忘れずに。 エネルギー補給を怠るとハンガーノックで動けなくなってしまいます。

ロードサイドにはコンビニがあるので、補給物資はそこで買ってもいいですね。 ただ、町中のようにその辺にいくつもコンビニがあるわけではないので注意です。

サイクルコンピューターに消費カロリーを表示してくれる機能があるなら、それを目安にして補給しましょう。

木崎湖

そんなこんなで木崎湖に到着です。 松本の方から比べると肌寒かったです。

空の青が水面に映り込んで綺麗です。周りの赤く染まった木々との調和は、iPhoneのカメラと私の未熟な撮影術では表現できませんので、ぜひ現地に行って体験することをおすすめします。

例の桟橋です。わかる人にはわかるやつです。

小熊山の紅葉。奥には木崎湖が見えます。小熊山は斜度10%の区間が続くなどしてそこそこきついので、松本から走ってきた体には堪えます。そして、この季節は枝葉が道に沢山落ちていますので、足を取られたりパンクに注意を。

メシ

木崎湖キャンプ場からしばらくしたところにある、縁川商店とこYショップニシにて食事休憩。 ここにはバイクラックがあるので、自転車で観光に訪れた時に立ち寄るのに持って来いです。

縁川商店ことYショップニシ

卵と山芋が浮かんだ「風紋そば」です。 信州ならそば食わなきゃでしょ。 この他にも肉そばや山菜そばなどがあり、バリエーションは豊かです。

また、こちらのお店にはピアノとギターが備えられており、たまに演奏会やセッションをしているみたいです。 近隣に宿泊された際には是非。

おわりに

私は木崎湖との往復コースを自転車の長距離走トレーニングコースとして取り入れているので、木崎湖が特別なものであるとは思っていませんでした。 今回は紅葉シーズンということもありますし、今一度ブログに書き出してみることで何かしら新しい発見があるんじゃないかと思ってレポを書いてみました。

本文中では結構脚色して書いてる感がある部分がありますが、それとは関係なく松本-木崎湖往復ルートは走っていて楽しく、走り応えのあるコースだと思うので、自転車に乗っている方は走りに来てみてください。