年末のブラックフライデーセール、クリスマスセール、そして年明けの福袋と、この時期はやたらと安売りをします。
そんなセールの折、皆さんもそんなに欲しいものでもないのに安いからと買ってしまっていませんか?
安売りは甘い罠
私ごとですが、昨年の年末から続くセールで色々なソフトやプリセット集、サンプリング素材のセールを催していましたので、別に欲しいと思っていないものでも安さにつられて買ってしまったものがあります。
素材集10セット(数百ドル相当)を10ドルとかで売られたら、そりゃ飛びつきたくもなります。
でも、こういうセールだからとかいう理由で買ったものは、大抵がストレージの肥やしになってしまうもの。
お気に召す素材なんてほんの一欠片ほどですよ。
福袋もそうです。
洋服の福袋なんて買って、中に値段以上の商品が入っていたとしても、実際には趣味に合わなかったりでほとんどの服を着ないままタンスの肥やしになっている経験をした方は多いでしょう。
安入りされる商品には安く売られる理由があるものです。
仕分けの方が大変
セール品を買って浮かれるのもつかの間。
買ったものは中身をチェックする必要があります。
私の買った素材集の場合、中身のフォーマットや品質は玉石混交。
そのため、使うものとそうでないものを仕分けが必要でした。
その結果、使えそうな素材として残ったのは1〜2割ほどでした。
この仕分け作業、ホント無駄の極みです。
仕分ける労力のさることながら、それに費やす時間も少なくはないので、例え収穫があったとしても後悔の方が大きいのがほとんどです。
「安い」を理由に買うと碌なことがない
定価よりも安くなっていたので、それを理由に購入した。
これは一見買い物上手に見えますが、とても愚かな行為です。
「安い」というのは多くの人にとって強い購入動機になりえます。
ですが、そうやって買ったものは生活の中で常日頃から活躍していたり、または自分にとってなくてはならないものになっているでしょうか?
もしそうでないのなら、そうした買い物はまさに「安物買いの銭失い」に他なりません。
欲しいものは高くついたとしても欲しい時に買う。
それが真に賢い買い物の仕方だと思います。