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今更だけどiPhone、iPad、Macで使える「AirDrop」が便利すぎる

Knees in the breeze

タイトルからして今更何言ってんだって思うでしょうが、iPhone、iPad、Macで使える「AirDrop」が便利すぎます。
AirDropなんて5年ぐらい前からあったんでしょうが、私の場合はAirDropが使えない古いMacを使い続けていたもので認知が遅れました。

AirDrop

AirDropは端末間で無線にてファイルを共有する機能で、iPhone、iPad、MacなどのApple製品に搭載されています。
近くの端末同士でのファイル共有や、連絡先に登録された端末同士でのファイル共有が可能です。

使い方は以下サポートページにて確認できます。

iPhone、iPad、または iPod touch で AirDrop を使う方法 - Apple サポート

AirDrop を使って Mac からコンテンツを送信する - Apple サポート

AirDropは全てのiPhone、iPad、Macで使えるわけでなく、AirDropが使えるのはiPhone 5以降、iPad(第4世代)以降、2012年以降に発売されたMacとなっています。
私が使っていたMacは2010年頃から使っていたものだったのでAirDropが使えず、そのためAirDropの便利さに気がつくことはありませんでした。

無線って便利

AirDropの便利な点はなんたって無線でできること。
そして、AirDropのために特別なアプリを使わなくてもいいことです。

iPhoneやiPadの場合、MacとUSB接続してファイルをやり取りすることもできます。
ただ、そのためにはUSBケーブルを取り出して接続する手間があります。
それだけならまだしも、USB接続でファイルをやり取りするにはiTunesを介さねばならず、これまた手間です。

一方のAirDropはそんな手間はありません。
送りたいファイルを選択して、送信先の端末を選択するだけ。
これだけでも新しいMacBook Proを購入してよかったと思っています。

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よりiPhoneやiPadを活用するようになった

AirDropが使えることがわかると、iPhone、iPad、Macの使い方が劇的に変わります。
これまではiPhone、iPad、Macそれぞれで作業が完結するようなアプリや作業フローを整えていましたが、AirDropで端末間のファイル共有が簡単になれば、それぞれの端末の得意なことをやって受け渡しすればよくなります。

例えば画像編集。
iPhoneやiPadで撮影した写真をMacに送って編集したり、逆にMacでダウンロードした画像をiPhoneやiPadのアプリで加工したりということも気軽にできるようになります。

例えば音楽制作。 iPhoneやiPadには面白いフレーズを生み出す楽器アプリがかなりあります。
また、音素材を加工するエフェクターアプリというのもあります。
そういったiPhoneやiPadのアプリで作成した音素材をMacで利用したり、逆にMacで作っていた音素材にiPhoneやiPadのアプリで味付けしたりといった作業が気軽にできるようになります。

人間、気軽にできるとわかってしまえば、そういった作業は優先度の高い選択肢に入るもので、私もAirDropが使えるようになったのを機に音楽制作の中でiPhone、iPad、Macを分け隔てなく使うようになりました。

WindowsやAndroidにもあるよ

こんなに便利なAirDrop、これを使えるのはiPhone、iPad、Macの間だけ。
Apple最高!Windowsは泣こう!スティーブ・ジョブズは神!Androidに未来はない!(脚韻)

・・・とはいかないのが世の常。
AirDropを使えるのはApple製品同士だけですが、無線で端末間のファイル共有なんて今ではありふれた機能です。
今までそういった機能を使ってなかった私が時代に取り残されていただけなのです。

WindowsではBluetoothを介したファイルの共有ができます。 その名も「Bluetoothを介したファイルの共有」、そのまんまですね。

Bluetooth を介したファイルの共有

Androidには「Android Beam」というNFCによるファイルの共有機能があります。強そう。

Android ビームを使用して NFC でコンテンツを共有する - Nexus ヘルプ

ちょっとした(数MB程度)ファイルのやり取りなら無線でできる方が圧倒的に便利なので、ぜひ機能を活用しましょう。