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モリコロパーク サイクルフェスティバルに参加してきました

10月2日、愛知県の長久手市のモリコロパーク(愛・地球博記念公園)で開催されたモリコロパーク サイクルフェスティバルに参加してきました。

モリコロパーク サイクルフェスティバル

完走した感想ですが、初めての平坦なコースを走ったという事で、いつも参加するタイプのレースでは体験できない高速走行を味わう事ができてよかったです。

もっとうまく走るには高速時のバイクコントロールや集団走行の作法を身につけないとならなさそう。 そのためにはレースの実践経験を積むものなのでしょうね。

モリコロパークのサイクリングコースについて

今大会の会場となったのはモリコロパーク(愛・地球博記念公園)、名前から察するとおり2005年にかいさいされた愛知万博の会場跡地です。 私は当時愛知万博に訪れたことがあったので、パビリオンはすでに解体されていたものの、そこらかしこに面影があり少々懐かしさを感じました。

このモリコロパークにはプールやスケート場などのスポーツ施設があり、そのひとつにサイクリングコースがあります。 普段はレンタルサイクルで公園内を一周する5.1kmの周回コース。森のゾーンや公園を一望できるゾーンがあったり、上ったり下ったりと起伏に富んでいるので、普通に走るなら楽しいサイクリングコースで、家族連れのレジャーなんかにオススメです。

アップダウンに富んだ周回コース

そんなほのぼのとしたサイクリングコースも、レースとなると事情が違います。 コース全体の起伏が激しいために、どのセクションでどう踏むかをちゃんとシミュレーションして臨まないと、コースにペースを崩されてしまうでしょう。 上りは当然ガシガシと踏み込まなければなりませんが、下りでも足を休めずに踏み込み、スピードに乗らなければなりません。 さらには、たとえスピードに乗ったとしても、そのスピードを殺さずにテクニカルなコーナーをクリアする必要があります。 サイクリングコースといえどレース用に用意されたものではないので、クリアには相応の技量が要ります。

普通かちょっと早めに走るなら楽しいですが、ロードレーサーで全力で走ると経験とテクニックを求めてくる、モリコロパークのサイクリングコースはそんな二面性を持っています。

はじめてのエンデューロレース

私はこういった平坦路を高速走行するのがメインなレースに参加したのは初めてでした。 今まではヒルクライムやシクロクロスなどと、20km/h以下でレースが展開されるものばかりだったので、高速なレース展開は新鮮でした。

今回は2人チームで2時間走る部門にエントリーしましたので、一人当たり1時間ほど走ることになりました。平均速度は36km/h、消費カロリーは1400kcalと今までのレースとはひと味違うものでした。

予想はドンピシャ、だが・・・

レースに臨むに当たり、コースのデータや走行動画、前回大会のリザルトなどを研究し、スタートダッシュで先頭集団に食いつかないと辛いことになることを予想していました。 特にレース序盤にプロロードレースチームの「Aisan Racing Team」が先頭集団を牽引するという触れ込みだったので、集団に食いつかないとずっと一人旅をする地獄が待っています。

愛三工業レーシングチーム - Aisan Racing Team

そういう事でスタートダッシュはなんとしてもがんばると意気込んではいたものの、見事に渋滞に巻き込まれて、2周目まで一人旅する羽目になってしまいました。きっつー。 ロードレースの場合、集団で走った方が一人で走るよりも空気抵抗の影響を受けにくくなり疲れずに走れるので、なんとしても一人旅は避けたかったのです。 その後は最序盤でグダグダになりながらも、集団走行できる選手を見つけて協力し、なんとか1時間走りきって次の走者へバトンタッチしてきました。

事前の予習のヤマはばっちり当たったのですが、こういったエンデューロレースを未経験だったために、かなりしんどい思いをすることになりましたが、レースの経験が豊富だったり、あるいはある程度の不利を覆せる能力があればもう少し違う展開になってたかも知れませんね。

走力の強化が課題

今回のレースで一番感じたのは、上位陣との走力の差です。 上ではレースの展開をどうのこうの言っていますが、そう言ったものに先立つのはやはり単独での走行能力なのです。 なんだかんだ言っても結局は個人の能力に落ち着いてくるものですよ。

今の私を例えるなら、試験範囲のヤマを張るだけ張って勉強していない学生みたいなものです。 ヤマを当てても勉強していなければそれも無駄になります。 策に溺れないようにするならば、普段からの努力が欠かせません。

そんなわけで、今日も今日とてローラー台をコロコロしに行ってきます。

トレーニングの後は・・・そうだね、プロテインだね!