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マラソン大会初心者は制限時間いっぱいで走る場合のペースを覚えておこう

photo by Sean MacEntee

5年前、私は勢いでフルマラソンにエントリーし、抽選に当たったために走ることになりました。

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そんな私がやったことの1つに、制限時間いっぱい使った時のペースを計算があります。

心理的に余裕が生まれる

制限時間いっぱいを使った時のペースを事前に計算しておけば、参考にできる一つの指標ができます。 この指標を元に練習をしたり、本番のペースを決めることができます。

フルマラソンというと無謀な挑戦と思われがちですが、事前にデータに落とし込んでみるとなんとかなる気がしてきます。 また、自分の現在走れるペースが最低限のペースを上回っていたら、貯金ができたという余裕も出てきます。

参考値

実際のマラソン大会には一定距離ごとに関門があります。 下に記載したタイムで走ると失格してしまう場合もあるので注意です。

制限時間 1km毎のペース 速度[km/h]
7時間(東京マラソンの制限時間) 9分57秒 6.03
6時間 8分31秒 7.03
5時間 7分06秒 8.44

制限時間7時間の東京マラソンの場合、結構ゆっくり走っても間に合いそうです。 徒歩での移動が4[km/h]と言われていますが、*1それよりもちょっと早く走るだけで制限時間に間に合うと考えると、多少は気が楽になるんじゃないですかね。

逆に制限時間が短い大会の場合は、それなりに走っておかないと厳しそうです。 制限時間が短い大会にエントリーしてしまった場合は覚悟しましょう。

走行中にタイムシートを見られるようにしておこう

実際には事前に計算した時間を、走っている最中に覚えていられるわけがありません。 上で出した時間は1kmあたりのペースです。各チェックポイントごと、できれば1kmごとの時間も見ておきたいです。

そこで、ExcelやNumbersなどの表計算ソフトでタイムを計算したものを印刷し、いつでも見られるようにしましょう。 実際の大会でも、そうやっている選手をよく見かけます。

私はスマホに計算シートのスクショを保存して、都度確認しています。

マラソンは走る練習も大事ですが、それと同じぐらいに事前の準備も重要です。 せっかくマラソン大会に出場するからには、悔いのないように頑張ってください!

*1:不動産表示における徒歩の速度は4.8[km/h]