とらさぶろぐ

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情報が湯水のごとく存在する現在に私がブログを書く意味はあるのだろうか

このブログを書き始めるにあたって、私がはてなのサーバーの容量を食らってまでブログを書く意味があるのかを考えてしまった。

今や情報過多の時代

総務省 情報通信政策研究所(IICP)|調査研究|研究成果~調査研究報告書(平成22年(2010年)以前)

総務省の調査によると、2008年1月現在の国内におけるブログの数は約1690万、記事総数は13億5000万件だという。今では2008年当時よりもブログ数も記事数の両者とも増えていることだろう。SNSの台頭によってブログ数が減っているなんて話もあるが、どちらにせよ国内だけでも人間が一生かけても読みきれない量のブログがあることは確かだ。

世の中には情報が溢れかえっている。私が知っていることは他の誰かが知っていることだろうし、私が知らないこともきっと誰かは知っている。こう書くと私がブログを用いて情報発信する意味は無いようにも思える。すでにどこかにある情報を、私が改めて再発信するなんて、トラフィックとサーバー容量のムダ使いでしか無いわけだから。

こんな時代だからこその個人ブログ

けれど、私が知っている情報を知っている「誰か」と、私が知らない情報を知っている「誰か」は、常に同一人物とは限らない。仮にその「誰か」が同一人物だったとしても、私と同じ主義主張を持つとも限らない。同じ情報を発信するにしても、人によってフィルターやアンプの特性は異なるものだ。たとえ複数人が同じ情報を発信した場合も、各々の情報の差分を検証して新たな発見に至ることもあるかもしれない。
特筆すべき文章がかけない私がブログをやったとしても、それにはきっと意味があると思う。

また、誰かの役に立つのか、立たないのか。誰かを喜ばせるのか、傷つけるのか。そんなことは「誰か」ではない私には到底わからないことなので気にしてはいけない。気にしていたら、たぶん私がおかしくなってしまうから。

情報の取捨選択は各々に任せればいい。

やりたいようにやる

書きたいことが思い浮かばない時は書かなければいいし、辞めたくなったらブログを消し去ってどこかに行ってしまえばいい。

そんな気軽な気持ちでブログを書けばいいんじゃないかなぁ。